企業型確定拠出年金(企業型DC)について

企業型確定拠出年金(企業型DC)とは

会社が従業員への福利厚生として確定拠出年金制度を導入するのであれば、 企業型DCになります。
企業型の確定拠出年金は大手企業が先行して導入が進んでいますが、社長1名の企業でも導入が可能です。
中小企業では導入が難しいと考えている経営者も多くいますが、低コストで導入が可能となっています。
「企業年金は当社には関係ない」と考えている経営者も是非、研究して欲しい制度です。

「確定給付型の年金制度」がある会社でも、確定拠出年金制度の導入は可能です。

「正社員以外に契約社員、パート社員まで含めるかどうか」企業が決めることができます

被用者年金被保険者(厚生年金保険の被保険者)であれば、正社員以外に役員、パート社員など加入者の範囲を決めることができます。
さらに、少人数会社や社長一人の会社でも導入することが可能です。

企業型確定拠出年金の選べる3つのプラン

企業型確定拠出年金は、下記の3つの運用プランから選べます

Aタイプ:会社が掛金及び制度導入・制度維持費用を負担し、そして年金の運用をするのは従業員

Bタイプ:給与の中から社員が任意で積み立てできる選択制確定拠出年金プラン

Cタイプ:AとBをそれぞれ併用したプラン

企業型確定拠出年金のメリット

実は企業型確定拠出年金制度は、従業員にとっても会社にとってもメリットが大きいのです

メリット1.企業が負担する掛金は金額が給与課税されず損金扱いとなります

メリット2.社会保険料の算定基礎の対象外となります

注※標準報酬等級が下がることにより、将来支給される老齢厚生年金の額が減少します。

個人が持ち運べるポータビリティ対応の制度

「確定拠出年金制度に加入してる社員が、会社を辞めて他の会社へ転職する場合、いままで運用してきたものはどうなるんですか?」

というような疑問の声がよくあがってきますが、まったく心配ありません。
実は確定拠出年金制度は、「個人が持ち運べる制度」なのです。
これをポータビリティと言います。
携帯電話番号を、他キャリアに引き次ぐのと同じです。

企業型確定拠出年金制度がもたらす、これからの企業のあり方

korekara
確定拠出年金制度が一般化した場合、これからは、働く人それぞれ「企業型確定拠出年金」か「個人型確定拠出年金 iDeCo」に加入しているケースが多くなるでしょう。
その際、もし企業型DCを導入していない会社であれば、
「うちは企業型確定拠出年金制度がないので、個人型確定拠出年金(iDeCo)で運営してください」
と、入社時に説明する必要があります。

就職活動する人によっては、社会保険と同様に、企業型確定拠出年金を導入しているかいないかが就職・転職時の判断材料になるような日が来るかもしれません。
今から従業員採用を積極的に考えている会社は、企業型確定拠出年金制度の導入をいまから検討をおすすめします。

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